酒蔵ツーリズムの続きです。
矢野酒造さんの門をくぐると大勢の人だかりの中に試飲コーナーが。
最初の試飲。
今年の新酒はそれなりに美味しく、さらっとした飲み口が印象的。
印象に残ったのが「生酛」。
まだ販売されていないとの事だが、販売された暁には購入して嗜んでみたいと思わせる仕上がりだった。
一通りの試飲を終え、後蔵の見学へ。
とても大きく古い蔵。と言うのが印象に残った。
「ヤブタ式搾り機」
一緒に行った知人から教えて貰ったのが、
コンプレッサーで空気を送り込み、板の間に設置された原酒を搾るための機械。
搾った後に残る酒粕が板状になるのが特徴。
一般に出回っている板粕と言われる酒粕は、この機械で搾った時に出来る酒粕との事。
工場内に置いてあった酒造米の山田錦。
左が玄米、真中が精米度50%、右が精米度38%
だんだんとお米が丸くなってビーズ状になっているのが見れる。
次の蔵へ向かうべく、矢野酒造を後にする。
移動は巡回バス。
次に向かったのは「能古見」の馬場酒造。
こちらは、小じんまりとした蔵のためか、駐車場を利用して試飲会場を展開。
お天気が良いので非常に気持ち良い。太陽の下で嗜む日本酒もまた格別です(笑).
ここで何か胃袋に食べ物を…と思い、酒まんじゅうを購入。
蔵の入口。
比較的新しい印象。
蔵内を見学。
お酒の種別が書かれた木札が沢山(*^_^*) ↑↑ のように利用するらしい。
馬場酒造を後にして、祐徳稲荷近くの鹿島市内へ巡回バスで移動。
「幸姫酒造」へ。
途中の河原では、菜の花が満開とまではいかないが、きれいに咲いていた。
南天の実。
歩行者天国の入口。
とにかく良い天気。
通りを散策していると、とても気になるお店を発見。
職人さんが手仕事で銅版を細工して形を作っていく、とても興味をそそるお店。
以下にほんの一部だが紹介^^。欲しいな~…。
右:ムツゴロウの壁掛け。
左:日光東照宮の紋(?)本物らしい。
左:我らが鯛♡
鯛焼きみたい(笑)
右:トイ
他にもミニチュア昆虫、五月カブト、折りヅル、等沢山飾られていた。
しばらく、職人さんの手仕事を眺めてお店を後にした。
これは、面白かった。
しばらく、通りを散策しながら「光武酒造」「峰松酒造」を訪問。
そして、最後に訪れたのが「鍋島」で有名な「富千代酒造」。
ここでは、ツーリズム手形を持っている人だけに振舞われるお酒あり。
ちょっとしたお得感を得られて嬉しい気分に。
他の所も、同様なサービスを第2回目から実施してくれれば良いな~。
富千代酒造の入口。
入口付近のギャラリー的な部屋に飾られている賞状の数々。
世界一の賞を受賞しただけあって、症状の数も流石。
我らが鯛の置き物。
祝 鍋島 世界一 の刻印が^^。
過去販売された鍋島シリーズ。
カラフルなラベルで思わずパシャ。
楽しい蔵めぐりはこれでお終い。
移動の途中で見つけた面白い案内板。
全制覇した手形。
なかなか面白かった。
今年が第一回目と言う事だったが、是非来年も企画して貰いたい。
欲を言えば、ツーリズム手形持参の特典が各蔵で受けられると更にお得感が増して良いかな。
でも全体的には天気も良かった事も重なり、楽しめたイベントだった。
帰りは鹿島駅へ戻らず、肥前浜駅から乗車。
このままのんびり普通電車で帰宅の途に就き、楽しい一日を終えました。